今日からここがフラクタスのオフィシャルブログです。

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フラクタスは2010年4月に千駄ヶ谷にオープンしました。

フラクタスとはラテン語で『自然から与えられる』等の意味があります。また、Fructusが英語の『Fruits』の語源になっという説もあります。

フラクタスはその言葉の意味の通り、自然からの恵みをふんだんに使ったドリンクや自家製のグラノーラ等を販売しています。

また、ヴィーガンOKのマフィンや天然酵母のパンも販売しています。

フラクタスはお客様が健康に美しくなる事のサポートが出来ればと思って営業しています。また、小さなお子さんも安心して食べられる食材を販売しています。もちろん健康にいいからと言って美味しくない物は作りません。味に関してもみなさんが満足の行く味を日々研究しています。

フラクタスの店内には席はありません。しかし、周りには緑が豊かな新宿御苑や明治公園、鳩ノ森神社等があります。フラクタスで購入して気持ち良く自然の中で食事をする事をお勧めします。

2011年4月現在の店舗情報です。

151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷1-20-3 バルビゾン11ビル 1F
03-6447-0080 tel
03-6447-0090 fax
fructus48@gmail.com

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TE HANDEL × Fructus 5月20日から5月28日

スウェーデンのガムラスタンにある小さな紅茶屋さんより届く自然の素材と天然の香りを大切にしたフレーバードティーを扱うTE HANDELさんが期間限定でフラクタスにやって来ます。

イラストレーターの山本祐布子さんがデザインする缶を楽しみにしているファンの方も多いようです。イベント期間中の21日土曜日と27日金曜日、28日土曜日の11時~17時はTE HANDEL代表のかせさんがフラクタスに来てデッドストックの缶に紅茶をつめて販売します。

それに合わせてフラクタスでは21日土曜日と27日金曜日、28日土曜日にジャム&スコーンのセットを販売します。
なんとジューンテイラーさんのジャムを2種類つけちゃいます。

* 今回のイベント自体を a pink for spring の活動の一環と考え、ピンクの缶だけではなく、ティーハンデルの全ての商品を対象に、売上全体から10%を寄付にむけたいと思っております

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グラノーラ

フラクタスの新プロジェクト。グラノーラ。基本はオーガニックバナナとオーガニックのイタリア製豆乳(豆臭くないです)にレモン果汁、アガベシロップで作ったシェイクに混ぜて食べます。スプーンで食べます。もちろんヨーグルトにいれても美味しいと思います。乳製品不使用という事でお子さんも安心というわけです。

現在は3種類

グラノーラ

■アップルグラノーラ 
リンゴのシロップを作った時に出たいろいろなスパイスに漬かったリンゴをオーブンで焼いて加えています。ベースはオートミールにひまわりの種、南瓜の種、ココナッツフレーク、アーモンド。そこにリンゴ、ドライイチジク、フラクタスジンジャーコーディアルを作った時に作った干しショウガ、マイヤーレモンのピールなんかを加えます。シロップは蜂蜜をベースにブラウンシュガーやシナモンなんかで作っています。

グラノーラ

■シトラスグラノーラ
この時期限定です。今回はいよかんの絞り汁を煮詰めて使いました。ベースはオートミール、アーモンドスライス、クルミ、カシューナッツにココナッツフレーク。シロップにはメープルシロップをベースにシナモンやカルダモンを加えて調整しています。

フラクタス

■ナッツグラノーラ
どちらかというとクランチ。オートミールを撹拌してアーモンド、クルミ、カシューナッツやヘーゼルナッツ、ピーカンナッツを加えます。シロップは蜂蜜をベースに作っています。

袋入りも販売しています。100グラムで600円。市販の物よりだいぶ値段は張りますがそれなりの価値はあります。あるお客様が市販の物はカップラーメンでフラクタスのはラーメン屋のラーメン、そのくらいの違いがあるなんて嬉しい事をいってくれました。

もともとグラノーラプロジェクトのきっかけはいつも影響を受ける知人の『グラノーラを本格的にやってるとこないんだよな~』という一言。それならばとすぐさま大人気のマフィンを作っているIさんに相談。アメリカ生活の中でそのお店独自のグラノーラを体験していた彼女はあっというまにフラクタスの食材を使って3種類も考案してくれました。現在はジンジャーのグラノーラを試行錯誤開発中です。

しかし、作るのが難しい。レシピを提供して頂いて日々格闘しています。生まれて始めてのオーブンは未知の道具です。徐々にGW前からコツをつかんで来たので晴れてデビューです。

さあ、明日からのランチはグラノーラにしてみませんか?バナナは200グラム(大2本分)入ってます。お腹も満たして栄養も抜群です。グラノーラは50グラムも加えちゃいますよ。暑くなって食欲が低下したらフラクタスのグラノーラですぞ!裏メニューでジンジャーコーディアル追加なんてのもありかな。

地震があってから色々と考える日々が続いています。
 僕は神奈川県秦野市に住んでいます。千駄ヶ谷までは車で1時間10分、電車だと駅まで歩く時間等をいれて2時間強。職場と家が離れている事が不安なんです。8ヶ月になる息子と妻を家に残して千駄ヶ谷に通う事がとても嫌なんです。もし災害があった際に歩いて帰れる距離じゃなきゃダメだなって思ってます。それで千駄ヶ谷に引っ越そうかななんて思ってます。せっかくフラクタスも街に根付きだして来た所です。僕も千駄ヶ谷の住民になってもう少し距離を縮めてみようかなと思ってました。
 でもなんだか福岡に心が揺れてます。友人も多いしこれを気に福岡に引っ越そうかなと真剣に考えてます。震災の時の群衆を見た時に東京にいることの恐ろしさを感じました。妻と二人だけなら東京でも良いでしょう。しかし息子の事を考えると家族を守れるのかな?と不安になるのです。
 で、福岡でなにすんのかな?なにができるのかな?なんて今は思ってます。家具はやらないと思います。フラクタスみたいなお店かな?とか。でも、普通に就職できればそれも良いかななんて思ってます。人生、子供ができると変わるもんで今までの様なハチャメチャはダメだなと思ってます。福岡に行くこと自体ハチャメチャですが、これを気にどこかで働く事も家族の事を考えると良いのかなと思ってます。

決断急がず、いろいろな情報を仕入れて正しい判断を自分なりにしなければと日々思ってます。

こんな感じでやってます。僕も12時位から16時位まではいます。

是非ご来場ください。

日々、お世話になっているランドスケープチームとイベントを開催します。今回はタスヤードでの企画です。

エルモルイスを運営してた時にライセンス契約したプランターを販売しようという企画です。

せっかくなんでo-kitchenさんにマイヤーレモンと湘南ゴールデンを使ってスイーツも作ってもらいます。

で、どんな鉢植えがあるのかというと、、、 明日にでもアップします。

おかげさまで1周年を迎える事が出来ました。

毎日がチャレンジの1年でした。1年を通して出来る事、出来ない事が分かりました。

次の1年は足場を固める1年にしたいです。

ざっと振り返ってみましょう。

■4月
オープン オペレーションなんて言葉は知りません。とりあえずかみさんと全力でやりました。柑橘類のミックスジュースがメインでした。ソイアボカドシェイクのファンも沢山いました。ミックスナッツはこの頃から1年を通して販売しました。その場で絞るリンゴジュースは大人気でしたがとても手間が掛かかるため現在はメニューにありません。もっと軌道に乗ったら再開予定。
天然酵母パンはオープン以来の定番商品です。
『朝一生活』のコンテンツとしてスタートしたジュース屋ですが1週間で朝一で開けるのを辞めました。

■5月
柑橘類が終わり、イチゴの季節到来。イチゴのスムージーが人気商品でした。ブラッドオレンジはまだ出て来たのでブラッドオレンジのジュースをメインにだしました。

■6月
果物がありません。苦労しました。なんとか甘夏だけのスムージーで乗切りました。剥くのが大変でした。絞りたてのレモンをつかったレモンスカッシュなんてのもありました。

■7月
ブルーベリーと出会う。バナナと豆乳をあわせて作るスムージーは大人気のメニューになりました。キウイフルーツとブルーベリーのフルーツサンドも登場。大人気のマフィンが登場。

■8月
とても暑い日が続きました。南国系の果物が徐々に入って来ました。お盆休みは沢山休んだ方がいいなと思いました。アルコールメニューのサングリアも出しました。

■9月
イチジクのジュース、梨のジュースが登場。100%ジュースじゃなくても良いなと思える様になりました。リーバイスのケータリングは良い勉強でした。初のケータリングが400人とは。

■10月
シロップ作りにチャレンジ。ジンジャーコーディアルも登場。この頃から何となく今後のフラクタスが見えて来ました。

■11月
寒くなって来て売上げが下がると思ったらジンジャーコーディアルのおかげで持ち越しました。

■12月
新店長を迎えて営業時間の変更、ランチメニュー登場とステップアップ。売上げは倍増しました。ジンジャーコーディアルが大好評でした。

■1月
12月の好調を維持してスタート。やはりジンジャーコーディアルとフルーツシロップが好調。ジンジャーコーディアルを使ったカレーも定番になりました。

■2月
飲食業は落ち込む時期ですがジンジャーコーディアルの御陰で売上げ維持できました。

■3月
ジンジャーコーディアルのピクルスが登場したりでこのまま軌道にのるぞという時に地震。自然にはかないません。

良くも悪くも1年もちました。学んだ事は数あれど、『ほどほどの力で乗切る事』が重要だと思いました。スペシャルなお店ではなく、千駄ヶ谷という場所に馴染んだお店を目指さなければならないと思いました。場所柄、地元のお年寄りも愛用してくれています。格好付けすぎずに入りやすいお店、気軽に利用できる店を目指してます。

オープンした後に(5月位かな)一緒に朝一生活を企画をしていた方から『日本じゃジュース屋は無理だよ』なんて言われました。『何で?』と答えると『日本には四季があるから』と。そこで僕の視点は変わりました。その場で作るジュースだけじゃ保たないなと。いろいろと模索している中で福田さんと出会いフレーバーウォーターというヒントを貰いました。そこからシロップやジンジャーコーディアルが生まれました。そうなるとプロダクトを扱っていた時の知恵が僕の頭に浮かびました。このシロップやジンジャーコーディアルをプロダクトとして売り出そうと。今年はここをクリアして行こうかと思います。飲食店経験者はその場所での利益のみを計算すると思います。しかし僕は別の分野での経験を生かしてあの場所から日本中にプロダクトを販売できればと考えています。今年は生産ラインをきちんと確立する予定です。

もちろんその場で作るジュースに手抜きはありません。メニューになくてもリクエスト頂ければアラカルトで美味しいの作ります。フルーツについては徐々にスペシャリストになりつつあると自分でも思います。これも僕をサポートしてくれる近隣の生産者やフラクタスで出会ったN君のおかげです。今年は青果としての果物の販売を強化したいです。お店の見た目も華やか、利益率も良しと優秀なアイテムです。他では手に入らない美味しいフルーツをジャンジャンお店にだしますので期待して下さい。

それと密かにブームを狙っているグラノーラ。マフィンのIさんのメニュー提供で数種類作ります。まだ世の中にグラノーラの本が出ていない事を話に聞いたので時期をみて1冊の本にできればなと思ってます。今はバナナと豆乳ベースのシェイクに混ぜるだけですが、徐々に新しい食べ方を提案していけると思います。

オーガニックに拘らない。拘ると大変です。表記の問題もJASマークの問題も学びました。目に見える生産者の果物をメインに扱います。本当は無農薬なんだけど表記の問題でフラクタスの店頭では特に表記がないですが、実は殆どの品目は自然栽培のフルーツなんです。今、きちんと表記できるのはキウイとマイヤーレモンだけなんです。

さあ、明日からも適当にがんばるぞ。1年がんばれたのは応援してくれたお客さんや良き隣人の方々、果物の生産者さんのおかげです。感謝です。