【フラクタスな人々①】 organ 武末さん/福岡

Dec 22, 2014

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突然ですが、今日から不定期連載(!?)として始めるこのコーナー。
タイトル通り、フラクタスにゆかりが深い卸先のショップをきちんとご紹介したくて、私たちとの出会いのエピソードや裏話などヨモヤマ話を交えてながら語っていきたいと思います。そう、HPのコンテンツ「Stockist」を一つひとつ丁寧にお伝えする“特別編集版”です! まずは第一回目となる小話を、おひとつどうぞ。

フラクタスが東京から福岡にやってきて2年。
福岡へ来た理由はこのお店、いやいや、この店主の存在が必要不可欠でした。それは、大橋のライフスタイル&雑貨ショップ『organ』の店主、武末さんです。

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もともとフラクタスのオーナーは、家具の卸を業としていて、武末さんとはそれこそ10年以上前に、共通の知人(dieciオーナー)を介して知り合いました。メールでコンタクトを取り合いつつ、初めて会ったのは当時フラクタスが拠点としていた東京にて。武末さんがわざわざ会いにきてくれて、一緒に食事したり、家具のことを語り合ったそうです。その後二人は、旅先のアメリカで合流しデザイン巡りするような仲にまで発展しました。

こうして交流のスタートは、家具とデザインから。そして、オーナーがジンジャーコーディアルとグラノーラを始めると決心した際に、武末さんは「面白い!」とナイスなリアクションで、福岡でいち早くお店でフラクタスの紹介をしてくれたのでした。今でこそ「グラノーラ」は定番食品として世間に広がりましたが、当時はまだまだ認知度が低くかったので、今ふりかえると、「これは結果論だけど、彼には先見の明というか、良いモノへの嗅覚力があるよね」と武末さん。福岡の重要無形文化財(と勝手に思っている)の武末さんからそんな言葉、嬉しくて照れ照れニヤニヤしちゃいます。懐かしさに浸っていたら、当時初めてorganさんで行ったポップアップショップのフライヤーを、奥さんの朋子さんが棚から持ってきてくれました!

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う、つ、く、し、いー!
初のポップアップショップは2012年4月のこと。写真のいちごは、新作用のドライのあまおうを大橋まで見せに行って、おもむろに並べた姿がキュートかつラブリーだったので、朋子さんがその場で撮影したものです。こうやってフライヤーのビジュアルに実際飾れるほど、アーティスティック&フォトジェニックなものだったんですね〜!

この福岡の農家さんと作った「あまおうグラノーラ」を主役に、フラクタス×福岡としてのポップアップショップをorganさんで行い、その後もフラクタスの商品を取り扱ってくださるように。これを聞きつけて、福岡のお客さんはもちろん、地元の雑誌などのメディアにも【FRUCTUSのグラノーラ】のキーワードが広がった気がします。
個人的には、食材の取り扱いがほとんどないorganさんにて、フラクタスの商品を置いてもらっていることが、嬉しくもあり、誇りに思います。

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さて、そんなorganさんは大橋駅の直ぐ目の前にあります。ビンテージな佇まいがカッコいいビルディングの4階まで上ってください。そこには、ヨーロッパを中心とした国内外の古いもの、デザインに優れたもの、日用品となるもの、飾るもの、愛でるもの… とにかく素敵なアイテムが並んでいます。雑貨雑貨に限らず、音楽やアート、もちろんフラクタスの商品も。

organさんの愛犬、ゆきぽんにも会えます。この子(厳密には子じゃないけど、なんだか…子なんです←矛盾)、本当に優しくて穏やかで、上目遣いとか本当に愛くるしくてたまりません!

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ちなみに、organさんに行ったら、近所の珈琲屋『手音』さんにもぜひ。この2件を訪れるだけで、なんてことのない日がとても美しく、充実した時間に思えますよ。コーヒー一杯と、田中博子さんのフルーツケーキ。言わずもがな、美味しいです。

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そんな感じで、今日の小話はおしまい。それではまた :>

■■■ フラクタスな人々 note.1

organ
福岡市南区大橋1-14-5 Take1ビル4F
TEL 092-512-5967
Open:13:00〜19:00
CLOSE:月・火曜
http://organ-online.com/