エジオ巡礼。

Oct 16, 2015

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料理家のたかはしよしこさんとコラボした、「エジプト塩グラノーラ」。
お客様の反応がすこぶる良くて、接客する私たちもちょっとビックリするくらい…。「塩味ですか?」と聞かれますが、単純に塩味ではなくて、複雑なスパイスが混じり合う、香り豊かでエキゾチックなグラノーラです! 画面の前のみなさんに、この香りをお伝えしたい〜。。。香ばしくて、鼻孔をくすぐる香り。スパイスたっぷりのカレー風味と言ったら分かりやすいでしょうか。とにかくエジプト塩(以下・エジオ)は、食欲(ビール欲?)を掻き立てるフレーバーなのです。
 
 
さて少し前のお話ですが、FRUCTUSのオーナーと一緒に品川区荏原にある『エジプト塩食堂』へ行き、たかはしよしこさんに会ってきました。スタッフSは、初・エジオ食堂! お店は芳しいスパイスの香りに包まれていました(ゴクリ…)。
 
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たかはしよしこさんと娘ちゃんがお出迎え☺
エジオの瓶のシールそのまんまの和み系なたかはしよしこさん。
もともとはランドスケーププロダクツの中原さんのところで、インテリアの販売スタッフとして働いていらっしゃいました。そこで審美眼や価値観を養い、人との出会いにも恵まれ、それとはまた別のアルバイト先の飲食店でキッチンに立った際に、作ることの楽しさを体感し、本格的に飲食の世界に入られたそう。
転機となったのは『45rpm』の社員食堂でお仕事。
普通のレストランだったらメニューがだいたい定番で固定しているところを、『45rpm』の社員食堂ではその日の生産者からの仕入れ内容でメニューを決めるというスタイルだったとか。「食べ物で体はできている。良質なもの・健康的なものを食べて元気に服を売ろう!」というのが同ブランドの企業理念だったらしく、社員に向けての企業努力が素晴らしいですよね。日替わりメニューというアレンジ力に加え、社員食堂ということでランチタイムに100人規模の食事を作るノウハウも身につけたとのこと。1年間の試験的取り組みで終了した社員食堂ですが、たかはしさんは一緒に厨房で働いていた女の子とケータリングを始めることに。ここで、エジプト塩が誕生するのです!!!

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当時はケータリングメニューの添え物として置いていたサブキャラだったエジオ。野菜を中心としたメニュー展開の中でも野菜のディップが人気だったそうで、そこに添え物だったエジオの存在感が光り、初めての体感する味と食感にお客さんから大反響! 雑誌でも特集が組まれるほど、エジオは主役級になっていったのです。

商品化したのは約4年前。今も調布市・多摩川河川敷で開催されている「もみじ市」で調味料として瓶詰め販売することに(これが今のエジオ)。かわいいシールは、旦那さんによるもの。

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2012年6月、『エジプト塩食堂』をオープン。
「最初は引き立て役だったエジオが、今やブランドの主役となり、一人歩きしています(笑)」とたかはしさん。食堂では、エジオを使った日替わりのランチプレートやデザート、自家製シロップのドリンクなどが楽しめるほか、特筆すべきは「エジオかけ放題」(笑)。ただしランチは30食限定で、オープン前には軒先に行列ができ、みるみる店内が満席に! この日のランチプレートは、コロッケやチキン、野菜のマリネやキヌアサラダなどがモリモリ乗っていて、これをエジオとともにピタパンにサンドするという楽しいランチメニューでした。

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「大事にしてることは、生産者と料理を作る人とお客さんが気持ちよく循環する関係性。元気な農作物を育ててもらって、それをお店で美味しく料理し、お客さんに楽しんで食べてもらって、喜びがま〜るく循環したら幸せだな、と思っています」。

スタッフの一丸となったチーム力と、良い意味でのマイペース感。
そして食べる人が「こんなの初めて…!」と驚く味わい。もちろんそれは美味しくて、また食べたくなる味。うーん、理想的ですね。
フラクタスの前工場長・富永さんが「大好きなエジオをグラノーラにできるって嬉しい! “食べるエジオ”にしたい!」と言っていたのを思い出しました。これからも私たちはたくさんのエジオファンに、そしてフラクタスファンに、驚きと喜びを与えられるようにエジプト塩グラノーラを作り続けたいなと、改めて感じました。

まだ未体験の方は、ぜひ、この魅惑のフレーバーをご堪能ください☆
\ お酒が好きな人はツマミにもってこいですよ!/