ピーチの誘惑♡

Sep 03, 2015

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9月に入り、すっかり涼しい風が吹くようになりました。
夏休みを振り返ったり、サンサンとした陽がちょっぴり恋しくなる季節です。
市場ではもう秋のフルーツやお野菜が登場していますが、FRUCTUSでは大好きな夏の味わいをプレイバックするように、みんなが夢中になるあのフルーツの限定味を作りました。そのフルーツは、、、桃です♡

桃グラノーラ、本日から数量限定で発売します!
 

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シーズナルエディション=季節限定のフレーバーは、だいたい毎年恒例のものや、人気商品の復活がほとんどですが、今回の桃に関しては“FRUCTUS初”なんです。キュッと胸が一杯になる美味しさ、とろける甘味、ジューシーな果汁…。人を幸せにする桃の味わいをグラノーラで表現したくて、加工所のスタッフが腕をまくって初挑戦しました!

ここでキーパーソンとなるのが、桃の生産者。私たちは浮羽の赤司農園さんに、材料となる桃をお願いしました。赤司さんはお父様と一緒に桃と柿を育てているフルーツ農家で、特に桃に関しては“桃名人”という称号も! 全国に彼の桃を心待ちにしているお取り寄せファンが多数いて、実はFRUCTUSも以前赤司さんが所属していた若手農家集団「うきは百姓組」とグラノーラをコラボし、“いつか赤司さんの桃でグラノーラを作りたいな”と思っていたのでした。

 
本格的に商品化へと動き出したのは6月頃。まずはご本人に会いに浮羽へ。
「お久しぶりです」と挨拶を交わすなり、「畑を見に行ってみますか?」と案内してもらいました。
 
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桃は冬に仕込みをスタートさせるそうで、花を咲かせるのは3月。開花しすぎると枝が重たくなって下へ下へと垂れてしまい陽が当たらなくなるし、葉が密集しても日光不足になる。それは実の成長を止めてしまう恐れがあるので、花や葉を摘むことで採光のバランスを取り、枝の下の方にも立派な実ができるように“まびく”そう。こういった畑や木のお世話を丹念にすることで、根元に実る桃は通常S〜M玉のところ、赤司さんの桃の木には2L玉の大サイズが実るんですって! また収穫タイミングも要。出荷量や収穫期間を人間の都合に合わせるのではなく、桃の合図を待って“成熟”したものだけを収穫しているのです。本来木に実るフルーツは、自然現象でポトッと落ちる瞬間のものが一番美味しいタイミング。落ちたら傷が付いて出荷量は減るけれど、赤司さんは「成熟した桃=旬の美味しさを届けたい!」という思いで、そのリスクを厭わず、お客さんにも桃の合図を待ってもらうそうです(お客さんもこの思いと自然の摂理をちゃんと理解していらっしゃる方ばかり!)。
さらにドライフルーツに使う桃にもコダワリが。市場のドライフルーツは旬を逃したものやキズものを乾燥させて砂糖漬けにしているパターンが多い中で、赤司さんの桃のドライは、きちんと桃の熟度を選別したもの、いわゆる旬のみを使っているので、砂糖漬けしなくても桃の味が鮮やか。旨味がギュッと詰まって美味しいんです…!!!

「キズものを使うと味が落ちるから、ドライで使う桃も生の状態で出荷できるものだけを使っています」。

 
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桃の時期って短いけれど、いつも味わえるものじゃないからこそ、年に一度の美味しいお楽しみ。そんな桃をドライにして、少しでも長く噛みしめられるように…。

今回シーズナルエディションで使っている桃は「嶺鳳(れいほう)」という品種。
水分量が少なく硬めで、糖度が高く、豊かな香りが特徴。
砂糖漬けせずとも甘くてジューシーなドライの桃の美味しさを存分に味わってほしくて、グラノーラに入れたフルーツは桃のみ! 生地も究極にシンプルにし、ソースには赤司さんの自家製ピーチシロップをプラス。アーモンドスライスとココナッツフレークの朗らかな香ばしさとともに、ジュワッと桃の果実味が広がり、噛めば噛むほど美味しさが増します。生地から、ドライフルーツから、お口で膨らむ至福感。
 
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これはぜひ、そのまま何もかけずに食べてもらいたい…!
そしてサッパリしたバニラアイスと和えたり、フレッシュの桃といただくのも贅沢ですね♪
お酒好きの方は、白ワインのお供にぜひ…♡

大好きな桃の季節がパァッ…と蘇りますよ。
ぜひ、ご堪能ください。

 
【Seasonal Edition】
桃グラノーラ 購入はこちらから
180g 1,400円(税込1,512円)/限定生産につき完売次第終了