フラクタス

Aug 31, 2018

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フラクタスがオープンしてからそろそろ8年。千駄ヶ谷時代を知らないお客様も増えて来ました。たまには振り返って見ましょう。

フラクタス千駄ヶ谷がオープンしたのは2010年4月。モーニングプロジェクトの一環としてオープンしました。大きなカフェとサーフショップ。同じ施設の中に3店舗同時オープンでした。オープン時の営業時間はなんと6時から14時。通勤に1時間以上かかる私には結構大変でした。
しかし、オープン当初から半年間、ほぼ8時までお客様は来ることなく、、、、ですよね。周りはアパレルの事務所ばかりどちらかというと夜活動する方達ばかりです。。。。半年後に営業時間を10時から18時に変更しました。。

最初フラクタスはジュース屋さんとしてオープンしました。フレッシュジュースとスムージー(まだスムージーという呼び名は浸透していませんでした。)がメインに知人が作る天然酵母のパンというラインナップでした。そして梅雨の時期になると果物が手に入らなくなる事態に直面します。その時にたまたまお店に来た料理研究家の福田里香さんとの会話の中でフレーバーウォーターやコーディアルの事を知りました。すぐさま、シロップの研究を始め、夏が来る頃、ジンジャーコーディアルが完成します。最初は店内で提供する、もしくは持ち帰るドリンクとしてのみでしたがお客様からの要望でビン詰を発売します。これが王様のブランチで取り上げられて大ブームがきます。毎日、店舗の狭い厨房で朝から作り続けた思い出があります。そして、ジンジャーコーディアルは作り切らなくなり外注を出すことになり、瓶入りのスタイルが定着しました。この頃から飲食店の限界を感じていて、食物販を作ることにより販路が広がることを感じ、パッケージのデザインなどに力を入れたらどうだろうと思うようになりました。 

続きはまた