フラクタス2

Nov 07, 2018

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グラノーラの誕生

2010年末、僕らはジンジャーのシロップ作りに追われていました。同時にフルーツのシロップの研究もしていました。紅玉、王林、ジョナゴールド、フジを使った林檎シロップはフラクタスの定番になり、ジンジャーと合わせたアップルジンジャーのファンがたくさんいた事を思い出します。

林檎のシロップを作った後に煮上がった林檎が余ります。だいたいはそのまま食べたり、ジャムにしたりするのですが流石に製造量が多くなると作りきれません。そんな時に大人気だったマフィンを作ってくださった方に煮上がった林檎を渡すと、翌日にそれをドライにして自家製のグラノーラに混ぜ込んで持って来てくれました。それがグラノーラとのはじめての出会いでした。鳥の餌のような、、、、みため。さて、お味は、、なんとこれが旨い!!! 来る人来る人に試食をしてもらい、たまたま居合わせた某雑誌の編集をされている方が仰った『グラノーラをきちんとしているお店はないね。』の一言でフラクタスでグラノーラを作る決意をしました。

最初にできたのがナッツのグラノーラ、ジンジャーシロップを使ったグラノーラ。そしてこのアップルを使ったグラノーラ(現在のEvery Single Dayのベース)が出揃いました。少し遅れてコーヒーグラノーラも完成しました。ジンジャーグラノーラ以外はどれもいまも変わらないレシピです。

さてさて、ここからフラクタスのグラノーラ作りの追求が始まります。

また次回で。