春です、イチゴグラノーラ。

Mar 17, 2016

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眩しい朝陽、日射しと影のコントラスト、新緑の芽吹き、柔らかな風。
春を感じられる瞬間が日に日に増えて、そんな小さな気づきが嬉しい毎日です。
仕事やプライベートでも新しい環境をスタートする方が多い季節、みなさんはどんな春を迎えそうですか?

FRUCTUSの加工所は、今の季節、甘酸っぱい香りが漂っています。みなさんに春の新商品を届けるために、胸をキュンキュンさせながら、あるものを作っているのです。それは、『イチゴグラノーラ』! 去年も大好評だったので、今年はさらにパワーアップさせてスペシャル版を作りました。

 
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ついウットリ見入ってしまいますよね…♡
さて、まずは糸島産のイチゴを使い、自家製シロップの仕込みから始めます。今年のシロップはイチゴの王様「あまおう」だけを使うという贅沢ぶり! あまおうイチゴと国産きび砂糖を1:1で漬け込み、一晩おいた後、お鍋でコトコト煮込みながらシロップに。あぁこのままパンやヨーグルトにかけて食べたいくらい…!! ぐっとこらえながら、次の工程へ。

自家製シロップをミキサーにかけて、ソースに織り交ぜていきます。1回でかなりの量を投入するのは、イチゴのフレーバーと甘酸っぱい美味しさをしっかりと引き出したいから。自家製のバニラオイル(タヒチ産のバニラビーンズをラム酒に一カ月漬け込んだもの)や蜂蜜などを重ねながらオリジナルソースを作り、オート麦にしっかりと混ぜ込みます。芳しいバニラの香りとイチゴのフレーバーが見事にマッチする瞬間です。濃い色だったイチゴのシロップが、工程を重ねるごとに淡〜いピンクに…。
 
 
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いつもなら複数のスパイスやナッツ、ドライフルーツなどを独自の組み合わせながらFRUCTUSだけの味わいに仕上げていくのですが、今回ばかりは主役のイチゴをシンプルに、ピュアに堪能してもらいたいので、スパイスや他のフルーツの使用を控えて、スライスアーモンドだけをミックスしました。
本当においしいものは、余分な味付けはいらないのです。『イチゴグラノーラ』はアレンジを楽しむというより、素のおいしさを噛みしめるという贅沢感を味わってほしいです。

 
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そして、テーブルの上に登場したのは、まるで花びらのようなイチゴのドライチップ。赤〜白のグラデーションが美しいチップがヒラヒラと並び、この光景を眺めるだけで心が潤います♡ こちらもシロップと同じく糸島産のイチゴを使用し、ドライフードを製造する「110west.inc」さんにFRUCTUS専用にイチゴのドライを作ってもらいました(糸島イチゴを巡る旅については追ってblog upしますね)。ドライに使う品種は、九州広域で栽培されている「とよのか」。’80〜90年代は“東の女峰、西のとよのか”と呼ばれるほど人気だったそうで、もちろん現在もイチゴ好きの中で根強いファンが多い品種です。ドライに加工してもイチゴらしい味わいが残り、噛むごとにイチゴの鮮明な甘さが口いっぱいに広がります。焼き上がったイチゴベースのグラノーラに、このドライチップをミックスしたら、『イチゴグラノーラ』が完成!

 
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今年はより一層スペシャル感が増した『イチゴグラノーラ』。
「あまおう」と「とよのか」。二つの品種の糸島産イチゴを使い、それぞれの美味しさを引き出しながら作り上げました。

イチゴのハッとする色味も、胸をキュンとさせる香りも、本当に人を幸せにする力をもっていますね。
たわわなイチゴの甘酸っぱい味わい、香り、風味…、春めいた気候にもピッタリです。
うっとりする甘い余韻まで、じっくりとお楽しみください♡
 

こちらは3月15日から販売スタートしております。
数量限定のため、イチゴ好きのみなさん、どうぞお早めに♡

イチゴグラノーラ 購入はこちらから
180g 1,200円(税込1,260円)/限定生産につき完売次第終了