【フラクタスな人々②】PERSICA 牟田さん/福岡

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以前、organの武末さんご夫妻を紹介していた不定期コーナー「フラクタスな人々」を久しぶりに更新します。これはFRUCTUSと関係が深いショップの方やクリエーターを私たち目線で紹介する、“箸休め”的ブログです。どうぞ、ゆったりとした気持ちで読んでください : )

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この日は、福岡の南エリアに位置する久留米へ。
FRUCTUSの加工場がある福岡の中でもお付き合いが長い、『OEUVRE』『PERSICA』を営む牟田さんご夫妻の元へ向かいました。特にOEUVREは、Petrol Blue、organに続き、福岡の卸ショップとしてお馴染みであり、早い段階から取り扱ってもらっているお店。私たちの商品を素敵な写真とともに発信してくださっていたり、過去に一緒にワークショップも開催したりと、福岡を語る上でみなさんにきちんと紹介しておきたい存在です。

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今から3年前の2012年。話は千駄ヶ谷に直営店があった頃まで遡ります。giの幸田さんにOEUVREを紹介してもらったのが出会いのきっかけ(この頃はまだPERSICAができていない年です)。

西鉄電車で久留米まで行き、老舗のうどん屋『久留米荘』で昼食をとって、車で幸田さんとOEUVREへ。そこで初めて、牟田夫妻と会いました。
このときにgiの幸田さんが「なにか一緒にイベントをしようか」というアイデアを出して、同年に開催したのが初夏の日曜日のワークショップ。OEUVRE×gi×FRUCTUSで屋内外イベントを行い(当時のブログを発見!)、私たちは店内でカルダモンを中心としたスパイスと柑橘系を合わせたベビージンジャーコーディアルの作り方を披露して、giは庭先で藍染めのワークショップを行って…。すごく天気にも恵まれた一日。その思い出話になると、懐かしかったり楽しかったあの日の記憶が蘇ります。

その後も良いご縁は続き、牟田夫妻は東京で展示会があるたびに千駄ヶ谷のFRUCTUSのショップに脚を運んでくれました(またまたOEUVREのブログに懐かしい光景をキャッチ!)。もしかすると、拠点を福岡に移す・移さないに限らず、この引き合わせは必然だったのかもしれませんね。

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出会った頃のお互いの印象。

M(牟田夫妻) —— 「当時は手作りのグラノーラやフルーツシロップの存在が珍しくて、今までに見たことのない新しい風が吹いた気がしました。特にグラノーラの保存缶が印象的で…! こういう提案があるんだなぁ、とワクワクしましたね。」

F(FRUCTUSオーナー) —— 「僕はOEUVREのホームページやブログを見て、あぁ素敵だなって思った。実際にお店に行ってみると、街中にあるのに森のようなうっそうとした佇まいで、スゴイッて驚いたよ!」

M —— 「(笑)。もともとOEUVREを開店するときに雑貨アイテム以外に、ドライフルーツや焼き菓子などの“食”も提案しようと思っていたので、そのラインナップにFRUCTUSの商品はぴったりだと思いました。初めはナッツグラノーラとジンジャーコーディアルから取り扱いをスタートしたんですよね。ナッツグラノーラをサラダに混ぜてよく食べていたなぁ。」

F —— 「そうそう。そこから現在まで、ずっと置いてくれてるよね。牟田くんたちは実際に食べたときの印象を伝えてくれたり、写真でうまく表現してくれて、発信力がすごく大きい。センスの良さと、“スタイル”を感じる。」

M —— 「今やグラノーラはいろんな商品があるけれど、よくお客さんから『いろいろ試した中で結局戻るのは、FRUCTUSのグラノーラ』と聞きます。だからかな、あっという間に店頭からなくなりますよ(笑)。ちなみに、期間限定だったアップルジンジャーやオレンジのシロップは、今でも問合せがあるんです。」

OEUVREPERSICAのブログを辿ると、FRUCTUSのプロダクトである器や木のスプーン、今はなきGELCHOPとコラボしたフルーツ&ベジタブルボックスも展開していたことが思い出されます。こういう懐かしい発見が嬉しくて、過去のポストをクリックする手が止まりません。また、両店の記事を読んでいると、時代に左右されない“スタイル”のある暮らしに思いを馳せて、まるで読書をしているような良い時間。

さて、懐かしさの余韻に浸りつつ、話は現在へ。

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PERSICAにも先日スタートした箱パッケージが届いています。牟田夫妻のお気に入りのモノを中心に、生産者の想いが詰まった食材や、使うことで気持ちが高揚するテーブルウエア、そしておいしい手作りデリに囲まれて、FRUCTUSのグラノーラも良い感じに馴染んでいる様子。PERSICAへ行ったら、2階のスニーカーをはじめとしたライフスタイルのフロアも覗いてくださいね。久留米で生産されている老舗シューズメーカーのアサヒコーポレーションによる『SOLS』や、同じく久留米のムーンスターの『SHOES LIKE POTTERY』など、ローカル発信のスニーカーがかっこいいんです!バリエーションも豊富で、見応えがありますよ。ちなみに、現在先行予約受付中の『MONOCHROME』は私たちの周りでも注目度が高いアイテムです。

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1F奥のイートインスペースでは平日限定ランチのお魚定食をぜひ。
あぁ、チキンボールもおいしそう、買って帰ろうかなぁ。。

それでは牟田さん、また会いに行きますね!

■■■ フラクタスな人々 note.2

PERSICA
福岡県久留米市小頭町10-9
TEL:0942-34-3883
1F/11:30〜15:00(ランチ11:30〜14:00)、16:00〜19:00(夜営業は要予約)
※日祝日は11:30〜19:00(ランチ11:30〜15:00)
2F/11:30〜19:00
CLOSE:月曜(祝日の場合は営業)
http://persica-pantry.com/

突然ですが、今日から不定期連載(!?)として始めるこのコーナー。
タイトル通り、フラクタスにゆかりが深い卸先のショップをきちんとご紹介したくて、私たちとの出会いのエピソードや裏話などヨモヤマ話を交えてながら語っていきたいと思います。そう、HPのコンテンツ「Stockist」を一つひとつ丁寧にお伝えする“特別編集版”です! まずは第一回目となる小話を、おひとつどうぞ。

フラクタスが東京から福岡にやってきて2年。
福岡へ来た理由はこのお店、いやいや、この店主の存在が必要不可欠でした。それは、大橋のライフスタイル&雑貨ショップ『organ』の店主、武末さんです。

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名称未設定
もともとフラクタスのオーナーは、家具の卸を業としていて、武末さんとはそれこそ10年以上前に、共通の知人(dieciオーナー)を介して知り合いました。メールでコンタクトを取り合いつつ、初めて会ったのは当時フラクタスが拠点としていた東京にて。武末さんがわざわざ会いにきてくれて、一緒に食事したり、家具のことを語り合ったそうです。その後二人は、旅先のアメリカで合流しデザイン巡りするような仲にまで発展しました。

こうして交流のスタートは、家具とデザインから。そして、オーナーがジンジャーコーディアルとグラノーラを始めると決心した際に、武末さんは「面白い!」とナイスなリアクションで、福岡でいち早くお店でフラクタスの紹介をしてくれたのでした。今でこそ「グラノーラ」は定番食品として世間に広がりましたが、当時はまだまだ認知度が低くかったので、今ふりかえると、「これは結果論だけど、彼には先見の明というか、良いモノへの嗅覚力があるよね」と武末さん。福岡の重要無形文化財(と勝手に思っている)の武末さんからそんな言葉、嬉しくて照れ照れニヤニヤしちゃいます。懐かしさに浸っていたら、当時初めてorganさんで行ったポップアップショップのフライヤーを、奥さんの朋子さんが棚から持ってきてくれました!

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う、つ、く、し、いー!
初のポップアップショップは2012年4月のこと。写真のいちごは、新作用のドライのあまおうを大橋まで見せに行って、おもむろに並べた姿がキュートかつラブリーだったので、朋子さんがその場で撮影したものです。こうやってフライヤーのビジュアルに実際飾れるほど、アーティスティック&フォトジェニックなものだったんですね〜!

この福岡の農家さんと作った「あまおうグラノーラ」を主役に、フラクタス×福岡としてのポップアップショップをorganさんで行い、その後もフラクタスの商品を取り扱ってくださるように。これを聞きつけて、福岡のお客さんはもちろん、地元の雑誌などのメディアにも【FRUCTUSのグラノーラ】のキーワードが広がった気がします。
個人的には、食材の取り扱いがほとんどないorganさんにて、フラクタスの商品を置いてもらっていることが、嬉しくもあり、誇りに思います。

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さて、そんなorganさんは大橋駅の直ぐ目の前にあります。ビンテージな佇まいがカッコいいビルディングの4階まで上ってください。そこには、ヨーロッパを中心とした国内外の古いもの、デザインに優れたもの、日用品となるもの、飾るもの、愛でるもの… とにかく素敵なアイテムが並んでいます。雑貨雑貨に限らず、音楽やアート、もちろんフラクタスの商品も。

organさんの愛犬、ゆきぽんにも会えます。この子(厳密には子じゃないけど、なんだか…子なんです←矛盾)、本当に優しくて穏やかで、上目遣いとか本当に愛くるしくてたまりません!

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ちなみに、organさんに行ったら、近所の珈琲屋『手音』さんにもぜひ。この2件を訪れるだけで、なんてことのない日がとても美しく、充実した時間に思えますよ。コーヒー一杯と、田中博子さんのフルーツケーキ。言わずもがな、美味しいです。

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そんな感じで、今日の小話はおしまい。それではまた :>

■■■ フラクタスな人々 note.1

organ
福岡市南区大橋1-14-5 Take1ビル4F
TEL 092-512-5967
Open:13:00〜19:00
CLOSE:月・火曜
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